暑い夏、熱中症対策や涼感グッズとして、アイスリングとネッククーラーが人気ですよね。
どちらも首元を冷やすことで体感温度を下げる効果がありますが、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。
そこで今回は、手軽に涼しく快適に過ごせるひんやりアイテム、アイスリングとネッククーラーを徹底比較します。
私は、アイスリングとネッククーラー、両方を愛用しています。
実際に使っていて感じる、メリット・デメリットを詳しくご紹介します。
この二つは、使うのにおすすめな場面がそれぞれ違うんですよ。
短時間ならアイスリング、外出にはネッククーラー!
この記事では、
- アイスリングとネッククーラーの違い
- それぞれのメリット・デメリット
- あなたに合った選び方
などを詳しく解説します。
この記事を読むと、どちらが「あなたにぴったりのひんやりアイテム」かが分かります。夏の暑さを乗り切りましょう!
アイスリングとネッククーラーの比較
アイスリングとネッククーラーの違いを以下の表にしました。
項目 | アイスリング | ネッククーラー |
---|---|---|
冷却方法 | 冷蔵庫・冷凍庫で冷やす | 電源 |
冷却時間 | 短い | 長い |
冷却力 | 強い | 普通 |
重量 | 軽い | 重い |
持ち運びやすさ | 良い | 悪い |
価格 | 安い | 高い |
ファッション性 | 良い | 悪い |
駆動音 | なし | あり |
温度調節機能 | なし | 多い |
おすすめシーン | ちょっとした外出 デスクワーク | スポーツ、長時間屋外作業 |
冷たさが持続するのはネッククーラーの方が圧倒的に長いです。
一瞬で体を冷やすことができるのはアイスリング。
この二つ、おすすめの使い方は変わります。どういう使い方をしたいのか、いつ使うことが多いのか、自分にあった方を選んでくださいね。
アイスリングのメリット&デメリット・口コミを徹底解説
手軽で涼しい首元ひんやりアイテム!
冷蔵庫や冷凍庫で冷やして繰り返し使える定番タイプ。
アイスリングのメリット
手軽さ: 冷蔵庫や冷凍庫で冷やせて、使う時も簡単!
コストパフォーマンス: 繰り返し使えるので経済的。
ファッション性: デザインやカラーが豊富で、ファッションアイテムとしても楽しめる。
サイズ感は、私の首周りが33cm。アイスリングⅯでちょうど良いです。大きすぎるとぴったりせず冷やしづらいので、「ピッタリのサイズ」を選ぶことをおすすめします。
汗だくで帰宅した時に使うと、一気に冷えてクールダウンできます。汗がスッと引くので便利!
アイスリングのデメリット
冷却時間: 冷えるまでに時間がかかる。
冷却力: ネッククーラーに比べると弱め。
結露で濡れる: 結露によって首元や服が濡れることがある(上記の画像で少しアイスリングが光っているのが分かりますか?ビショビショ程ではないけれどしっとり濡れます)。
破損による液漏れのリスク: 落としたり、強い衝撃を与えたりすると破損し、中の液体が漏れる可能性がある。
持続時間:すぐにぬるくなる。
体感では10分も付けていると、だんだんぬるくなっていきます。外出時には私には物足りないぐらい。
外出先で一度外して冷やしておきたい場合、下記画像のようなアイスリング専用の凍らせるケースが便利ですよ。
気温28℃で自然に凍る、実際は・・・
アイスリングを首に付けていて、ぬるくなったら一度外して置いておくと、28℃の環境で再び凍ります。しかし、再度装着して冷たいか?と聞かれると「まぁ・・冷たいかな・・・」が本音です。首を冷やし過ぎるのがイヤな人にはちょうど良いと思います。
毎回冷凍庫で冷やす私には物足りない。
※凍傷や低温やけどのリスクはほとんどないと言って良いと思います。なぜなら、そこまで冷たさが持続しないから。
友人は外出時も「アイスリングを付けていると汗のかき方が違う~!」と重宝しているようですが、私はもっとガッツリ冷やすネッククーラーの方が好き。
暑いのは人間だけじゃない!犬用のクールリングもありますよ!
アイスリングを実際に使用した人の口コミ
- 冷房が苦手なのでちょうどいい
- アイスリングをした時としない時で体感温度が全然違う
- 首の太い血管を冷やせるので、すぐ涼しい!というよりは、気付けば涼しいという感じ
- 首に付けてぬるくなったら冷蔵庫に入れることが出来る環境だと最強
- 服が濡れなくて便利
- 真夏の30度超えだと、物足りない
短い時間でガツンと冷やすなら、アイスリングは最強です。
ネッククーラーのメリット&デメリット・口コミを徹底解説
パワフル冷却で首元しっかりクールダウン
電気で冷やすタイプ。冷却力が高く、温度調節機能付きのものが多い。
ネッククーラーのメリット
長時間冷却: 最大稼働11時間など
強力な冷却力:冷却プレートは最高-25℃。一瞬で冷たくなります。
温度調節機能:3段階などで温度を調節できる機能が付いているものが多い。
制汗能力:顔に風が直接当たるので汗が引く。
ネッククーラーのデメリット
価格が高い: アイスリングに比べると価格が高い。
重量がある: 首にかけると重さは感じません。
駆動音がある:外だと気にならないけれど、室内だと結構うるさく感じます。
大きくて邪魔:電池が切れるとただの固まりと化す。大きいのでバッグに入れておくのもジャマになります。
最大風力+冷却プレートONにすると最大2時間ほどで電池が切れてしまうのが難点
ネッククーラーを実際に使用した人の口コミ
- 両手が空くので使いやすい
- ネッククーラーを付けていると汗の量が全く違う
- 長時間は電池がもたない
- 炎天下だとあまり涼しさを感じないが、日陰や電車の中は結構涼しい
- 耳のそばなので、音はそれなりに大きく感じる
- 缶コーヒー2本、両方から首に当てる感じ
両手が空く便利さと、涼しさには高評価が多かった印象です。
音の大きさが指摘されていますが、外で使う分には私は全く気になりません。室内で使う時や、室内で人と話す場面では不向きですね。ただ、ボタン一つで止めることができるのでデメリットにはなりません。
首を冷やすデメリットと対処法
首を冷やすのは気持ちいいですが、いくつか気をつけたい点があります。
- 体が冷えすぎる
首には太い血管があるので、そこを冷やすと全身の体温が下がりやすいです。冷やしすぎると、体が冷えすぎて、自律神経が乱れたり、血行が悪くなったりする可能性があります。
- 肩や首のこりがひどくなることも
首を冷やすと、首や肩の筋肉が緊張して、血行が悪くなってしまいます。その結果、肩や首のこりがひどくなったり、新しくこりが出てきたりするかもしれません。
- 自律神経の乱れ
首には自律神経がたくさん集まっているので、そこを冷やすと自律神経のバランスが崩れてしまうことがあります。自律神経が乱れると、頭痛、めまい、眠れない、お腹の調子が悪いなど、いろいろな不調が出てくる可能性があります。
- 女性特有の不調につながることも
女性の場合は、首を冷やすことで生理痛や生理不順がひどくなることがあります。また、妊娠中の女性は、お腹も冷えてしまうので、特に注意が必要です。
その他
長時間冷やし続けると、凍傷になる可能性もあります。また、冷房の効いた部屋で長時間首を冷やすと、暑さに弱くなってしまうこともあります。
上手に使うコツ
下記の点に気をつければ、アイスリングを安全に快適に使えます。
冷やしすぎない: 適度な時間で使ったら、少し休憩しましょう。
室温を適切に: 冷房の温度を上げすぎず、風が直接当たらないようにしましょう。
温かい服装を: 薄着で長時間冷房に当たるのは避けましょう。カーディガンなどを羽織るのがおすすめです。
体を温める: 冷えを感じたら、温かい飲み物を飲んだり、少し体を動かしたりして温めましょう。
アイスリングを使うときは、これらの点に注意して、気持ちよく夏を乗り切りましょうね。
実際の私の使い方
暑い屋外に洗濯物を干しに行く短時間、アイスリングがオススメです。
瞬間的に冷たさを感じられて、汗ばむことなく洗濯物を干し終えることが出来ます!
また、帰宅後汗がダラダラという時にもサッと首に付けると、スッと汗が引くので良いです。
幼稚園への送り迎え(自転車でも大丈夫)には、ネッククーラー一択!
アイスリングではすぐに溶けてしまって汗が全く引きません!ムダ!
外出の時は、私はネッククーラーしか使わなくなりました。
ネッククーラーは、自転車では必要ない?
停まった瞬間に汗が吹き出しませんか?そんな時、首にかけたネッククーラーのボタンを押すとぶわ~っと風が一気に顔にかかり涼しくなります。ないとあるとでは大違い!
外でネッククーラーを使っても、熱風が来て意味がない?
私が購入する前に抱いた疑問!
ネッククーラーの風は確かに冷たい空気ではないけれど、熱風ではなく、きちんと涼しい!と感じますよ。私は汗で顔がビショビショという事がなくなりました。
ネッククーラーについて、詳しく下記リンクの記事で紹介しているので、購入を迷っている方は是非参考にしてください。
アイスリングの正しい使い方
- 冷却する部位
首元や脇の下など、太い血管が通っている部位を冷やすのが効果的です。 - 使用時間
長時間同じ部位に当て続けると、凍傷のリスクが高まります。
10~20分を目安に、適度に休憩を取りながら使用しましょう。
凍らないタイプのアイスリングは、長時間使用できますが、体調に合わせて使用時間を調整してくださいね。 - 保管方法
直射日光を避け、涼しい場所で保管しましょう。夏が終わったら私はクローゼットにしまっていますよ。 - お手入れ方法
使用後は、中性洗剤で洗い、よく乾かしてから保管すると安心です。結構汗とか皮脂の汚れとかが付いているものですよ。
汚れが気になる場合は、除菌シートなどで拭き取っても良いですね。 - その他
アイスリングは、熱中症対策の万能薬ではありません。こまめな水分補給や休憩も大切です。
特に暑い日や激しい運動をする際は、アイスリングだけでなく、帽子や日傘なども併用して、しっかりと暑さ対策を行いましょう。
どちらを選ぶべきか迷ったらコレ!
- 30分以内ならアイスリング!
- それ以上ならネッククーラー
生活スタイルによって違いますが、室内で使うことが多い場合はアイスリングで充分。
ベランダに出たり外出時に使うことが多い人は、ネッククーラーの方が使いやすいです。
どちらか一つ買うなら私は断然ネッククーラーをおすすめします!
冷感プレート付きの方が首が直に冷やされるので、出来れば冷感プレート付きがオススメ。
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暑い夏を乗り切ろう
アイスリングとネッククーラー、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
どちらも下記のようなメリットがあります。
- 暑い夏を快適に過ごせる
- 熱中症対策になる
- 電気代節約になる
逆に、首が冷えると頭痛や肩こりを感じる方もいます。
自分のライフスタイルに合ったものを選んでください。
この記事が、あなたの暑い夏を快適に過ごすためのヒントになれば嬉しいです。