家庭で使う浄水器選びって本当に迷いますよね。私もブリタを5年以上使ってきましたが、頻繁なカートリッジ交換に手間とコストがかかり、悩んでいました。また、水を注ぐときにフタが外れて周りが水浸しになったり、浄水スピードが遅いのですぐに使いたい時にイライラ・・・。
「もっと効率的で使い勝手の良い浄水器はないのだろうか?」と考えるようになりました。特に、1リットルあたりのコストや交換の手間が少ない製品を探していました。
そこで見つけたのが、Panasonicの蛇口型浄水器です。使用し始めてもうすぐ5年目になります。使用開始から感じた利便性とコスト効率の良さは、今までの悩みを一気に解決してくれました。今回は、ブリタからPanasonicの蛇口型浄水器に切り替えてみて実感した7つのメリットを紹介します。
この記事を読むことで、
- 浄水器選びにおける重要なポイント
- ブリタとPanasonic浄水器、それぞれのメリットデメリット
- ランニングコスト
- どちらがあなたにおすすめか
が分かります。これから浄水器の購入を考えている方や、今使っているの浄水器に不満を持っている方にとって、知っておくと便利で役に立つ情報をお伝えします。
Panasonic蛇口型浄水器TK-CJ24に替えたメリット7選
1.ろ過スピードが速い
- ブリタ:約10分
- TK-CJ24:約30秒
ブリタの浄水ポット(例えば、マクストラ+フィルター使用時)のろ過スピードは以下の通りです。
- 約0.5リットルの水をろ過するのに約5分程度かかります。
- 1リットルあたりのろ過スピードは約10分です。
Panasonic蛇口型浄水器TK-CJ24のろ過スピードは以下の通りです。
- 1分間に約2リットルの水をろ過することができます。
- 1リットルあたりのろ過スピードは約30秒です。
蛇口型浄水器TK-CJ24は、ブリタの浄水ポットに比べて圧倒的に速いろ過スピードを持っています。特に、時間を効率的に使いたい方や、頻繁に大量の水を使用する家庭にはTK-CJ24の方が便利で使いやすいです。
ちょろちょろと少ない水が出るのはイライラするので、なるべくろ過が早い浄水器を調べて購入しました。
2.フタが開いて水浸しにならない
一番利点を感じた場面は、お米を炊くとき!洗ったお米に適量の水を入れたいのに、なかなかろ過が終わらない。そろそろ良いだろう!入れてしまえ!と水を注ごうとして、ブリタのフタごと開いてお釜ビシャー!・・・。待てないんですよねせっかちだから。何度もやりました。
それが、蛇口型浄水器だと蛇口をひねるだけでろ過された水が出てくるので便利!キッチンを水浸しにすることがなくなりました。
3.ろ過できる物質が多い
Panasonicの蛇口型浄水器TK-CJ24は、ブリタの浄水ポットに比べて、除去できる物質の種類が19種類と多く、より高度な浄水能力を持っています。特に、細菌やトリハロメタンなど、健康リスクの高い物質の除去が可能であり、安全性と水質改善の面で優れています。ブリタは手軽さと使いやすさに優れていますが、ろ過性能の面ではTK-CJ24が上回っています。
ブリタのマクストラ+フィルターの物質除去能力
- 塩素:水道水の消毒に使用される塩素を効果的に除去します。これにより、味や臭いが改善されます。
- 重金属:鉛や銅などの重金属を減少させます。
- 農薬残留物:一部の農薬残留物を除去します。
- 有機不純物:有機不純物や不純物の一部を除去し、水の見た目や味を改善します。
- カルキ臭:カルキ臭を減少させ、飲みやすい水にします。
TK-CJ24の物質除去能力
- 塩素:BRITA同様、塩素を効果的に除去します。
- 総トリハロメタン:トリハロメタン類(発がん性物質として知られる)を除去します。
- 鉛:鉛などの重金属を除去します。
- カビ臭:カビ臭を含む異臭を除去します。
- 農薬:一部の農薬残留物を除去します。
- 細菌:細菌を除去し、水を清潔に保ちます。
- 濁り:水の濁りを除去し、見た目がきれいな水にします。
比較まとめ
- 塩素除去:両方とも塩素を除去しますが、TK-CJ24の方が高性能です。
- 重金属除去:両方とも重金属を除去しますが、TK-CJ24の方が幅広い重金属に対応しています。
- 農薬除去:両方とも一部の農薬を除去しますが、TK-CJ24はさらに多くの種類に対応しています。
- 追加の除去能力:TK-CJ24は、トリハロメタン、カビ臭、細菌、濁りなども除去します。これに対してBRITAは主に塩素、重金属、有機不純物の除去に特化しています。
4.カートリッジの交換頻度が少なくて手間が減った
ブリタのフィルターカートリッジの交換頻度は、使用する水の量や水質によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- マクストラ+(Maxtra+)フィルターカートリッジ:約4週間ごと、または150リットルの水をろ過した後。
- スタンダードフィルターカートリッジ:約2ヶ月ごと、または100リットルの水をろ過した後。
一方、TK-CJ24は1年に一度の交換ですみます。定期的なお手入れは必要ですが、カートリッジを購入したり、付け変える手間は圧倒的にラクになります!
ろ過出来る物質、全19種や旧モデルTK-CJ23との比較記事もあります。詳しくはそちらの記事を読んでみてください。
5.純粋に美味しい
私はあまり味にこだわりがないので、どちらも美味しいと思います。違いをあげるとしたら
- ブリタ: まろやかで優しい味
- TKCJ24: クリアでスッキリとした味
ブリタ:
- 水質が硬い地域でも、軟らかい水に浄化できます。
- まろやかな口当たりで、お茶やコーヒーなどの飲み物に適しています。
TKCJ24:
- 水道水の臭いや濁りをしっかりと除去します。
- クリアな口当たりで、料理や洗顔などにも適しています。
どちらが美味しいかは、個人の好みによって異なりますが、私は飲んでみてどちらも美味しかったのでブリタからTK-CJ24に替えても満足しています。
6.場所を取らないこと
ブリタは冷蔵庫やリビング、キッチンに置いておく必要があります。冷蔵庫がパンパンだけど夏は腐敗の心配があるし入れたい・・・。料理に使いたいけど、ブリタどこだっけ??とウロウロ・・・。
蛇口型浄水器だと、ある場所が決まっているので迷わない&場所を取らない!
冷蔵庫に入れるスペースもない&おっちょこちょいの私にはとても合っていました。
※取り付けた蛇口が大きいので、ジャマに思う方もいるかもしれません。
7.コストがブリタの1/6
ブリタのカートリッジ(例えばマクストラ+)とPanasonicの浄水器カートリッジ(TK-CJ24)を金額面や1リットルあたりのコスト面で比較してみました。
ブリタ マクストラ+ カートリッジ
- 交換頻度:約4週間ごと、または150リットルの水をろ過した後
- 価格:1個入りが約1,000円〜1,500円、3個入りが約2,500円〜3,500円、6個入りが約4,500円〜6,000円
1リットルあたりのコスト(1個入り1,500円の場合)
ろ過可能な水の量:150リットル
1リットルあたりのコスト:1,500円 ÷ 150リットル = 10円/リットル
Panasonic TK-CJ24 カートリッジ
- 交換頻度:1年または8,000リットルの水をろ過した後
- 価格:1個あたり約10,000円〜12,000円
1リットルあたりのコスト(1個あたり12,000円の場合)
ろ過可能な水の量:8,000リットル
1リットルあたりのコスト:12,000円 ÷ 8,000リットル = 1.5円/リットル
まとめ
TK-CJ24は初期費用は高いですが、長期間使えるため、トータルコストは低く抑えられます。ブリタのカートリッジは初期費用が安いですが、頻繁に交換が必要なため、長期間で見るとコストが高くなる傾向があります。
また、1リットルあたりのコストも、TK-CJ24の方がブリタのマクストラ+カートリッジに比べて圧倒的にコスト効率が良いです。TK-CJ24の方が約6.67倍(10円 ÷ 1.5円 = 6.67)安いことになります。
ブリタを使うメリットとデメリット
ブリタを使うメリット
1.低初期コスト
フィルターカートリッジの価格が比較的安い(1個あたり1,000円〜1,500円)ので初期費用が抑えられます。
2.どこでも使用ができること
卓上型の浄水ポットなので、どこでも使用することができます。
引っ越しや移動も簡単。
3.設置が簡単
設置の手間がなく、購入後すぐに使用可能です。
工具や特別な取り付けなしで使うことが出来るので便利です。
ブリタを使うデメリット
1.高ランニングコスト
1リットルあたりのコストが高い(約10円/リットル)
頻繁にカートリッジを交換する必要がある(約4週間ごと)
2.低容量
1つのカートリッジで約150リットルの水しかろ過できない。
水を多く使う場面では頻繁な補充と待ち時間がかかる。
3.フィルター交換の手間
定期的にカートリッジを交換する必要があるため、費用と手間がかかる。
交換を忘れると水質が低下する可能性がある。
TK-CJ24を使うメリットとデメリット
TK-CJ24を使うメリット
1.コスト効率
1リットルあたりのコストが非常に低くてお得(約1.5円/リットル)
長期間使用できるため、頻繁なカートリッジ交換が不要。
2.高容量
1つのカートリッジで約8,000リットルの水をろ過可能。
水だし麦茶や一度に多くの水を使う場面で使いやすい。
3.利便性
交換頻度が年に1回程度と少ないため、手間がかからない。
4.一体型のシステム
シンクに取り付ける一体型の浄水器として使用することが多く、スペースを取らない。
TK-CJ24を使うデメリット
1.初期コスト
本体価格が高い(約10,000円〜12,000円)ので初期にお金がかかる
2.設置の手間
蛇口に取り付けるため、設置に手間がかかる。
引っ越し時やキッチンのレイアウト変更時に再設置が必要。
3.固定式
持ち運びが難しく、設置場所から動かせない。
背の低い子どもが自分でお水を入れることが難しい場合も。
ブリタとTK-CJ24、どちらがおすすめか
ブリタの方が良い人
初期費用を抑えたい
移動や引っ越しが多い場合
設置や交換の手間を軽減したい
TK-CJ24の方が良い人
ろ過するスピードが速い方が良い
多くの水を使用するキッチンで主に使う
長期的なコストを抑えたい
交換の手間を最小限にしたい
私はブリタから蛇口型浄水器に替えて、ストレスが半減しました。とても便利で今ではなくてはならない生活の一部です。みなさんもこの記事で、自分にはどちらが合うのか参考にしてくださいね。