「子どもが小学校に入学するけど、一人でちゃんと学校まで行けるかな?」
「習い事や友達との待ち合わせに遅れていないか心配…」
そんな悩みを抱える親御さんは多いのではないでしょうか?共働き家庭が増え、子どもを一人で行動させる機会が増える一方で、事件や事故のニュースを見聞きすると、心配は尽きませんよね。
そんな時、心強い味方になってくれるのが「子ども用GPS」です。子どもの居場所をリアルタイムで確認できるだけでなく、防犯ブザーや緊急連絡機能も搭載されており、万が一の事態にも対応できます。
この記事では、上の子に6年間GPSを持たせた私の経験から、小学生にGPSは必要かを解説していきます。
私の結論は、一年生にGPSは必須ではありませんが「必要」だと感じています。我が家では、来年入学する下の子も一年生から持たせる予定です。
この記事を読めば、きっとあなたにぴったりの子ども用GPSが見つかるはずです。子どもの安全を守るために、ぜひ最後まで読んでみてください。
一年生にGPSは必要か?
私は、子どもが小学校に入学するタイミングでGPSを持たせ、6年間使い続けました。その経験から、一年生にGPSは「必要」だと感じています。
その理由は、
- 子どもの安全確認: GPSがあれば、子どもが今どこにいるのかをいつでも確認でき、安心して送り出すことができる
- 万が一の時の安心感: 迷子や不審者など、もしもの時に子どもの居場所をすぐに把握でき、迅速に対応できる
- 帰宅時間が分かる:下の子の送り迎えで家を空けている時も「学校を出ました」とスマホに通知が来るので把握ができて助かる
一人で行動することが増える一年生。お友だちと子どもだけで遊びに行くことも増えていきます。
我が家では、キッズ携帯を持たせるには早い気がするし、学校には持っていってはいけない校則があったのでGPS一択でした。過保護かな?と悩みましたが、入学当初は持たせておらずいつも帰ってくるはずの時間に帰って来ず、家の中をソワソワ・・・まだ帰って来ないんだけど大丈夫かな?!とウロウロした経験も。
過保護かもしれないけれど、買ってみよう!と一年生の9月頃に持たせてからは、なぜ早く持たせなかったのかと後悔したほどです。学校を出るのが遅くなった場合でも「今学校にいる」という事実を知ることが出来るので、精神的にも安心でした。
まだかまだか、と外を見続ける時間がなくなり、結局私はその便利さと使い勝手の良さから6年間持たせ続けました。音も鳴らず小さくて軽いので、下の画像のようにランドセルのポケットに入れておくことができます。
GPSの導入を検討している方は、ぜひこの記事を参考に、お子さんに合ったGPSを選んでみてください。
子ども用GPSを選ぶ前に知っておきたいこと
なぜ今、子ども用GPSが人気なのか?
共働き世帯が増え、親が常に子どものそばにいられない状況が増えている今、子ども用GPSは、まるで「もう一人の親」のように、離れていても子どもの安全を見守ってくれる心強い存在として人気を集めています。
特に小学校に入学したばかりの一年生は、一人で行動することに慣れておらず、交通ルールも十分に理解していないことが多いですよね。そんな時、GPSがあれば、万が一子どもが迷子になっても、すぐに居場所を特定して駆けつけることができます。
また、近年では、痛ましい事件や事故のニュースも後を絶ちません。子どもを狙った犯罪や交通事故など、心配は尽きないですよね。子ども用GPSは、そんな不安を少しでも解消し、子どもを危険から守るための有効な手段として、多くの親御さんから選ばれています。
GPS機能だけでなく、通話機能や防犯ブザーを搭載した機種もあり、いざという時の連絡手段としても役立ちます。さらに、子どもの行動履歴を記録できる機能があれば、普段どんな道を通っているのか、どこで寄り道しているのかなどを把握でき、安全な行動を促すきっかけにもなります。
このように、子ども用GPSは、現代社会のニーズに応える形で進化し、子どもを持つ親にとってなくてはならない存在になりつつあると言えるでしょう。
子ども用GPSを選ぶ上で重要なポイントとは?
子ども用GPSを選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえておくと、お子さんにぴったりの一台が見つかりやすくなります。
まず、GPSの機能をチェックしましょう。
- 位置情報の精度: GPSによって精度が異なり、誤差が大きいと正確な居場所が分かりません。できるだけ高精度なものを選びましょう。
- 位置情報の更新頻度: リアルタイムで確認できるものが安心です。
- バッテリーの持ち時間: 長時間使えるものが便利で、特に長時間外出する場合は重要です。
次に、GPSのサイズや形状も大切です。
小さくて軽いものは持ち運びやすいですが、紛失しやすいというデメリットも。ランドセルに取り付けられるタイプやキーホルダー型は、紛失しにくいのでおすすめです。
ランドセルのポケットに入れておくと子どもが出し入れしないので、ケースなしでも6年間大丈夫でしたよ!
そして、忘れてはいけないのが料金プラン。月額料金や初期費用、通信費など、さまざまな料金体系があるので、事前に確認して予算に合ったものを選びましょう。
その他にも、
- 防犯ブザー機能: 緊急時に役立ちます。
- 通話機能: 子どもと連絡が取れるので安心です。
- 防水・防塵性能: 子どもが使うことを考えると、耐久性も重要です。
- デザイン: 子どもが気に入るデザインだと、喜んで持ってくれます。
これらの要素を総合的に考慮して、お子さんにぴったりのGPSを選んでくださいね。
子ども用GPSを持たせるメリット・デメリット
子ども用GPSは、子どもの安全を守る上で心強い味方になってくれます。
ここではメリットとデメリットを詳しく解説します。
子ども用GPSは、あくまで安全を守るためのツールの一つです。メリットとデメリットをしっかりと理解した上で、子とのコミュニケーションを大切にし、安全な行動を促すことが大切です。
子ども用GPSの便利な使い方3選
1.登下校時の安全確保
子ども用GPSの最も一般的な活用事例は、やはり登下校時の安全確保でしょう。
特に小学校に入学したばかりの一年生は、慣れない道を一人で歩くことに不安を感じる子も多いはず。GPSがあれば、親はスマホやパソコンからリアルタイムで子どもの居場所を確認できるので、もしもの時もすぐに駆けつけることができます。
また、GPSによっては、あらかじめ設定したエリアを子どもが離れると通知してくれる機能もあります。例えば、学校や自宅の周辺を安全エリアとして設定しておけば、子どもがそのエリアを出てしまった場合にすぐに通知が届くので、不審者に連れ去られるなどのリスクを軽減できます。
さらに、GPSの移動履歴を振り返ることで、子どもが普段どんなルートで通学しているのか、どこで寄り道しているのかなどを把握できます。
危険な場所や不審者情報などを子どもに伝えることで、より安全な登下校を促すことができるでしょう。
2.塾や習い事での利用
子ども用GPSは、塾や習い事に行く際にも役立ちます。
特に、複数の習い事を掛け持ちしている場合や、夜遅くまで続く習い事の場合は、親が送り迎えできないことも多いですよね。そんな時、GPSがあれば、子どもが安全に目的地に到着したかどうかを下の画像のようにスマホのアプリで常に確認することができます。
また、習い事の場所によっては、子どもが一人で移動しなければならない場合もあります。そんな時でも、GPSがあれば、子どもが迷子になったり、不審者に声をかけられたりしても、すぐに居場所を特定して助けに向かうことができます。
さらに、GPSによっては、子どもが特定の場所に近づくと通知してくれる機能もあります。例えば、習い事の場所に到着した時や、自宅に近づいた時に通知を受け取れるように設定しておけば、安心して子どもを送り出すことができます。
3.災害時の備え
子ども用GPSは、災害時にも役立ちます。
震や台風などの災害が発生した場合、子どもがどこにいるのか分からなくなってしまうことがあります。そんな時、GPSがあれば、子どもの居場所を迅速に確認し、安全を確保することができます。
また、GPSによっては、緊急時にSOSボタンを押すと、事前に登録した連絡先に自動的に電話やメールで通知してくれる機能もあります。子どもがパニックになっている時でも、簡単に助けを求めることができるので、いざという時に頼りになります。
あんしんウォッチャーHPより引用
さらに、災害時には、携帯電話の電波が繋がりにくくなることもありますが、GPSによっては、独自の通信網を利用しているものもあります。そのため、災害時でも比較的安定して位置情報を確認できる可能性があります。
子ども用GPSの選び方
費用を抑えたい!低コストで機能的なGPSは?
代表的な「まもサーチ3」「GPS BoT」「あんしんウォッチャー」の比較は以下のとおりです。
機能 | まもサーチ3 | GPS BoT | あんしんウォッチャー |
---|---|---|---|
位置情報精度 | 中 | 高 | 高 |
バッテリー持続時間 | 約2ヶ月 | 最長1ヶ月 | 約2ヶ月 |
通信方式 | LTE/Wi-Fi | LTE-M | GPS・KDDIの携帯電話基地局・街なかの無線LAN |
月額料金 | 528円 | 528円または748円 | 528円(2台目無料) |
その他機能 | 豊富なカラーバリエーション | トーク機能ありの機種も※月額料が上がりバッテリーも1週間しか持たない | ボタンで通知機能 |
注意点 | 位置情報精度がやや低い | バッテリー持続時間が短い | 通話はできない |
子ども用GPSを選ぶ上で、気になるのが費用ですよね。本体価格だけでなく、月額料金や通信費など、ランニングコストも考慮する必要があります。
我が家で最初に選んだのはGPS BoT。当時はこれしか機種が出ていなかったのですが、今はたくさん出ています。下の子が来年入学するため、2台目の月額料金が無料になるあんしんウォッチャーに買い替えました。
私が買い替えた際の、詳しい記事は下記から参考にしてください。
低コストで機能的なGPSを選ぶには、まず「自分にとって必要な機能は何か」を明確にすることが大切です。
ほとんどのGPSは、月額料金が500円前後とあまり変わりません。しかし、位置情報を検索するたびに料金がかかる端末もあります。また、基本的な位置情報確認機能に加えて、通話やメッセージ、防犯ブザーなどの機能が搭載されているものも。
- 位置情報確認だけで十分なら、GPSアプリやシンプルなGPS端末でOK。
- 通話や防犯ブザー機能も欲しいなら、多機能なGPS端末を選びましょう。
これらのポイントを参考に、あなたのニーズにぴったりのGPSを見つけてくださいね。
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子ども用GPSと防犯ブザーは、それぞれ異なる役割を持つため、どちらか一方ではなく、両方持たせることをおすすめします。
GPSは学校に持たせても大丈夫?
子ども用GPSを学校に持たせることについては、学校によってルールが異なるので、事前に確認が必要です。多くの学校では、防犯対策としてGPSの持ち込みを許可していますが、なるべく子どもが興味を持たないようなシンプルな構造のものを選ぶのが無難です。
また、GPSによっては、カメラや音声録音機能を搭載しているものもあります。これらの機能は、プライバシーの問題につながる可能性があるため、学校によっては使用を制限している場合があります。
GPSを学校に持たせる場合は、事前に学校に確認し、ルールに従って使用することが大切です。また、子どもにもGPSの使い方やルールをしっかりと教え、トラブルにならないように注意しましょう。
GPSの個人情報やプライバシー保護は?
子ども用GPSは、子どもの位置情報を扱うため、個人情報保護の観点から注意が必要です。GPSを選ぶ際には、個人情報保護方針がしっかりしている会社を選ぶことが大切です。
また、GPSによっては、位置情報だけでなく、子どもの行動履歴や通話履歴なども記録される場合があります。これらの情報は、子どものプライバシーに関わるため、慎重に取り扱う必要があります。
GPS会社は、個人情報保護法に基づき、個人情報を適切に管理する義務があります。しかし、万が一情報漏洩などが発生した場合、子どもの安全に影響を与える可能性もあります。
GPSを選ぶ際には、個人情報保護に関する情報をしっかりと確認し、信頼できる会社を選ぶようにしましょう。また、GPSの使用にあたっては、子どもにも個人情報保護の大切さを教え、不用意に個人情報を公開しないように注意しましょう。
実際にGPSを使っている保護者の声は?
実際に子ども用GPSを使っている保護者の声は、おおむね好評です。
- 子どもが一人で出かける時に安心できる
- 習い事の送り迎えができない時に便利
- 災害時に子どもの居場所が分かって助かった
などの声が聞かれます。
特に、共働き家庭や一人親家庭の保護者からは、「仕事中に子どもの安全を確認できるのがありがたい」という声が多数寄せられています。
また、子どもが小学校に入学したばかりの保護者からは、「GPSのおかげで安心して学校に通わせることができる」という声も聞かれます。
一方で、「GPSの月額料金が高い」「子どもがGPSを持ち歩くのを嫌がる」「GPSに頼りすぎてしまう」などの声も一部あります。
私は実際に持たせてもて、その安心感から手放せなくなりましたよ。中学校でも解約せずに持たせる予定です。過保護かな?と悩みましたが、何かあってからでは遅いです。このご時世、過保護ぐらいがちょうど良いのでは?と思います。
キッズ携帯を持ち始める小学校高学年になると、GPSからキッズ携帯に買い替える家庭も多くあります。我が家はキッズ携帯を持たせていないのでGPSのままですが、高学年になるまでに一度どのようなものか確かめてみても良いですね。
一年生にGPSは必要だった!安心がケタ違いなのでおすすめ!
今回は、子ども用GPSについて、選び方や注意点、活用事例などを詳しくご紹介しました。
私自身、子どもにGPSを持たせるかどうか悩んだ経験がありますが、今ではGPSのおかげで安心して子どもを見守ることができています。
子どもが二人以上いる家庭に特におすすめなのが、KDDIのあんしんウォッチャーです。
他社のGPSは月額料金が人数分かかるのに対し、あんしんウォッチャーは2台目の月額料金が無料。年間6,000円以上変わります。下記のリンクから是非チェックしてみてくださいね。
GPSは、子どもの安全を守るための心強い味方です。しかし、GPSに頼りすぎることなく、子どもとのコミュニケーションを大切にし、安全な行動を促していくことも忘れないでくださいね。