「小型スピーカーだと一方向にしか音が届かない…」
「部屋全体をBGMで満たしたい」
そう思ってBluetoothスピーカーを探している方も多いのではないでしょうか。
最近では、360度音が広がるタイプや、天井方向に反射させる設計のスピーカーも登場していて、「スピーカー=正面で聴くもの」という常識も変わってきています。
この記事では、部屋全体に音を広げるのに向いているBluetoothスピーカーの選び方と、実際に人気のモデルを紹介します。
部屋全体に音が響くBluetoothスピーカーおすすめ3選
部屋全体に音が響くBluetoothスピーカーおすすめは以下の3つです。
Edifier M60|VGP2025金賞の実力派Bluetoothスピーカー
コスパ重視で“音質にも妥協したくない”人にぴったりなのが、EdifierのM60。
- VGP2025金賞&コスパ大賞をW受賞
- コンパクトなのに66W出力で、10〜20畳の部屋でもしっかり響く
- Bluetooth 5.3&USB-C/AUX入力対応で使い勝手◎
- MDF製キャビネットで音の厚みと安定感がしっかりある
- スタンド付きで設置性も高く、デスクにもリビングにも馴染む
また、専用アプリを使えば音質調整(イコライザー)や入力切替も手軽にできるのも魅力。
「この価格でここまで?」と思える一台です。

Anker Soundcore Motion X600(空間オーディオ対応)
- 50W出力で広めの部屋にも◎
- 360°に近い広がり+低音がしっかり響く
- 空間オーディオ対応で映画やゲームにも没入感あり
Soundcoreシリーズの中でも音の立体感を重視したモデル。高音質×広がりを求める人にぴったりです。

SONY SRS-RA3000(全方位+自動音場補正)
- 天井にも音を広げる設計
- Wi-Fi接続も可能で安定再生
- オート音場調整で部屋に合わせた最適化も
「BGMを自然に流したい」「スマート家電と連携したい」という人におすすめ。部屋のどこにいても心地いい音が流れます。

部屋全体に音を広げるスピーカーの選び方

1. 360度サウンド対応かどうか
360°サウンド対応スピーカーは、本体のどの方向にも音が均等に広がる設計になっています。
丸い形状や円筒型が多く、設置するだけで部屋全体に自然に音が行き渡るのが魅力。
おすすめワードで探すときは「全方位スピーカー」「360度Bluetoothスピーカー」などでもOK。
2. 出力ワット数と部屋の広さを合わせる
出力(W数)は音の大きさと音圧に直結します。
- 6〜10畳:10W〜20Wあれば十分
- 10〜15畳:20W〜30W以上あると安心
- 15畳以上:40W以上、またはステレオ/2台接続がおすすめ
静かにBGMを流したいだけなら控えめでもOKですが、「しっかり聴きたい」「低音も欲しい」なら20W以上は目安に。
3. 設置位置と音の広がりを意識する
スピーカーは置く場所で音の届き方がかなり変わります。
- 中心に置く:360度スピーカー向き。音が均等に広がる
- 壁際に置く:バウンス(反射)させて広げる
- 高めに置く:床に置くより音の回りが良くなる
また、複数スピーカーをペアリングできるモデルだと、部屋の隅に1台ずつ置いて“部屋全体を包み込む”ような音作りも可能になります。

部屋全体に音を広げたいなら“設計×配置”がカギ

スピーカー自体の性能はもちろん大事ですが、それ以上に大切なのは「どんな音の広がり方を期待するか」「どう設置するか」です。
- BGMのように全体に自然に流したいなら360°タイプ
- しっかり音を聴きたいなら前方向+広い出力のモデル
- 部屋の中央 or 高い位置に置くことで広がりが増す
あなたの部屋と用途に合わせて選べば、Bluetoothスピーカーひとつで、日常がぐっと心地よくなります。