「背もたれがない椅子って疲れそう…」
「姿勢が悪くなって腰や肩がつらいかも…」
そんな不安から、背もたれなしの椅子を避けていませんか?
実は、背もたれがなくても“座り心地がよくて疲れにくい”椅子はちゃんとあります。
むしろ、背もたれに頼らず自然に姿勢を整えられることで、集中力が上がったり、スペースを有効に使えたりとメリットも豊富なんです。
まずは、そんな「疲れにくくておしゃれな背もたれなし椅子」を3つご紹介します。
疲れにくくておしゃれ!背もたれなし椅子おすすめ3選
バランスチェア(姿勢サポート・学習向け)

膝を乗せるタイプの独特なデザインで、自然と背筋が伸びる姿勢がとれる人気のバランスチェア。
子どもの学習用として有名ですが、大人の在宅ワークや読書時間にもぴったり。
背もたれがなくても、骨盤が立ちやすい構造になっているため、姿勢矯正にも効果が期待できます。

バランスシナジー|集中力を高める姿勢サポートチェア

・前傾座面+膝乗せ型で背筋が自然に伸びる構造
・背もたれがなくても疲れにくく、集中力が持続しやすい
・お子さまの学習用はもちろん、大人の在宅ワークにも◎
・デスクワークの姿勢改善をしたい人におすすめ
→ 「姿勢を直したい」「背もたれなしで快適に座りたい」という方には、まさに理想的な1脚です。
- 膝乗せに慣れるまで少し時間がかかる場合がある
- 高さの調整ができるモデルかどうかは要確認
- デスクの高さによっては合わない場合がある(※高さ76〜78cm推奨)


回転&昇降式の丸型スツール(シンプル&機能美)

おしゃれな見た目と、回転+昇降機能を兼ね備えた万能スツール。
玄関・キッチン・ワークスペースなど、どこでも活躍します。
背もたれがない分、圧迫感がなく部屋が広く見えるのも嬉しいポイント。
→ 背もたれなしで動きやすく、サッと座れて疲れにくい
→ デザイン重視だけど、機能も妥協したくない人におすすめ

背もたれがない椅子はなぜ疲れるの?
背もたれなしの椅子はシンプルで見た目もすっきりしていますが、「長く座ると疲れる」という印象を持たれることが多いです。
その主な原因は、姿勢を支えるポイントが少ないために、体が無意識に力んだり、前かがみになってしまうことにあります。
特にこんな姿勢が続くと疲労を感じやすくなります。
- 腰が丸まり骨盤が後傾する
- 肩が前に出て猫背になる
- 頭の重みで首や背中に負担がかかる
- 足の置き場が不安定で全体がゆがむ
とはいえ、背もたれがないことで姿勢を意識しやすく、正しい座り方を自然と身につけやすいというメリットもあるんです。
つまり、“疲れにくい背もたれなし椅子”を選ぶためには、正しい姿勢を取りやすい構造や座り心地を持った椅子を見極める必要があります。

背もたれなしでも疲れにくい椅子の選び方
姿勢を整えやすい座面の傾斜と高さ
疲れにくさを左右するのは、「座ったときの骨盤の角度」。
座面がやや前に傾斜していたり、膝より少し高めに設定されている椅子は、骨盤が自然と立ちやすく、背筋が伸びる姿勢を保ちやすくなります。
バランスチェアなどがこの構造にあたり、背もたれなしでも姿勢が崩れにくい理由になっています。

高さも重要で、座面の高さが合わないと足が浮いたり腰が落ちたりして、逆に負担になります。
自分の体格に合った高さか、調整が可能なタイプかどうかも確認しましょう。
お尻が痛くならないクッション性
背もたれがない分、支えの役割を果たすのが「座面のクッション」。
硬すぎると長時間でお尻が痛くなり、柔らかすぎると沈み込みすぎて姿勢が崩れます。
高反発ウレタンや2層構造のクッションなど、沈み込みすぎず、圧力を分散してくれる素材が理想的です。

特にスツール型の椅子を選ぶ場合は、見た目だけでなく「座り心地」を重視して選ぶと、日々の快適さが大きく変わります。
足元が安定する構造かどうか
椅子の脚部や床接地面の作りも、疲れやすさに関係します。
足元が滑りやすかったり、椅子がぐらつくと、それだけで余計な筋肉を使ってしまい、疲れやすくなるんです。
安定感がある広めの脚設計、滑り止め付きの脚部、重心が安定する円形デザインなどを選ぶと、安心して座れます。

特に木製スツールなどは見た目が良くても、細い脚だと安定感に欠ける場合があるので注意が必要です。
背もたれなしの椅子はこんなシーンで活躍
背もたれなしの椅子は、デザイン性や機能性を活かして、さまざまな場面で活躍します。
ダイニングやカフェ風インテリアに
背もたれがないとテーブルの下にすっきり収まるため、見た目に圧迫感がなく部屋が広く見えるのが魅力です。
小さなダイニングテーブルや作業用デスクに組み合わせると、省スペースで動きやすく、おしゃれな雰囲気も演出できます。

在宅ワークや勉強机のサブチェアに
「メインの椅子はあるけど、少し移動して座りたい」「一時的な作業スペースが欲しい」というときに、背もたれなしの椅子は便利です。
特にバランスチェアなどは、集中力を高めたいときの切り替え用チェアとしても重宝されます。

来客用や玄関先の補助イスとして
軽くて持ち運びしやすいスツール型は、必要なときだけ出して使える柔軟さがあります。
玄関で靴を履くとき、来客用の簡易チェアとして、さらには洗面所や脱衣所などでも活躍する万能選手です。
まとめ|背もたれがないからこそ“整う姿勢”がある

背もたれなしの椅子は、最初は「疲れそう」と思われがちですが、
選び方を間違えなければ、むしろ自然と姿勢が整い、集中力もアップしやすい“整う椅子”になります。
疲れにくくするためのポイントは、
- 骨盤を立てやすい座面の傾斜・高さ
- 適度なクッション性
- 安定感のある脚設計
この3点を意識するだけで、背もたれがないことがデメリットではなく、美しく座れるためのプラス要素に変わります。
ぜひ今回紹介したアイテムを参考に、あなたにぴったりの1脚を見つけてくださいね。