「正座するとすぐに足がしびれる…」
「和室は落ち着くけど、ずっと座っていると腰がつらい…」
そんなお悩み、ありませんか?
和室はくつろぎ空間として人気ですが、床に直接座る生活は腰や膝に負担がかかりやすいのが現実。
長時間座ってもラクでいられる椅子があれば、読書やお茶時間、在宅ワークまでもっと快適になります。
この記事では、和室に合う「疲れにくい椅子」の選び方と、実際に評価の高いおすすめアイテムを3つ紹介します。
見た目もなじみやすく、腰や膝への負担をやわらげる座り心地重視の1脚を探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
和室でも快適に過ごせるおすすめ椅子3選
ここからは、和室にぴったりな「疲れにくい椅子・座椅子」を3つご紹介します。
いずれもデザインと機能のバランスがよく、口コミ評価も高いアイテムばかりです。
①タンスのゲン|「高座椅子」シリーズ
特に人気なのが、タンスのゲンが展開する「高座椅子」シリーズ。
和室になじむデザインで、立ち座りがラク、リクライニング付きと、まさに“疲れにくさ”を追求した作りが特徴です。
● 肘付き+リクライニング(王道の快適設計)
→ ボリュームヘッドのものなど、くつろぎ重視

● 回転式(立ち上がりがしやすく移動もラク)
→ ロータイプ/ミドルタイプで選べる


● コンパクトタイプ(狭い和室・一人暮らし向け)
→ 軽量で扱いやすく、女性や高齢者にも

②山善|和室チェア 木製フレームタイプ
・畳の上でも違和感のない和風デザイン
・背もたれあり+脚付きで膝がラク
・座面は適度な厚みで底付き感なし
・正座がつらい人のための“置き型チェア”として人気
正座スタイルを卒業したい方に特におすすめ。
お仏壇やローテーブルでの作業にも相性が良く、和室に自然になじみます。

③ITAWARI 日本製リクライニング座椅子|へたりにくく腰にやさしい国産座椅子
・職人が丁寧に仕上げた高品質な国産座椅子
・ハイバック仕様で肩や首までしっかり支える
・日本製のギア採用で、背もたれの角度を自在に調整可能
・通気性の良い布地と、長時間でも疲れにくいクッション性
・肘なし設計で立ち上がりやすく、置き場所も選ばないコンパクトタイプ
・女性や年配の方でも軽々持てる軽量設計
腰痛・肩こりに悩んでいる方にも人気があり、「和室での時間をもっと快適にしたい」と思っている人にぴったりの一脚です。

和室で椅子に座ると疲れやすいのはなぜ?
和室でくつろいでいるつもりが、気づけば腰や膝が痛くなっている…。そんな経験はありませんか?
和室は床に近いスタイルなので、どうしても以下のような負担がかかりやすくなります。
・正座やあぐらで膝や腰に圧力がかかる
・背もたれがないため、無意識に猫背になる
・床の硬さや冷たさで血行が悪くなる
特に長時間その姿勢が続くと、腰・膝・お尻にじわじわと疲れがたまり、「くつろぐための空間」のはずが逆にストレスになってしまいます。

だからこそ、和室には「体をラクに保てる椅子選び」がとても重要なのです。
和室に合う「疲れにくい椅子」の選び方
背もたれ付き座椅子で姿勢をサポート

和室=背もたれがないイメージですが、長時間快適に過ごしたいなら背もたれは必須です。
背中全体を支えてくれることで、自然と姿勢が整い、猫背による肩こりや腰痛も防げます。
特にS字にカーブした形状の背もたれがある座椅子は、体にしっかりフィットして疲れにくいです。
座面高は“低すぎず高すぎず”が理想

和室に椅子を置く場合、床とのバランスがとても大切です。
座面が高すぎると畳の上で浮いてしまい、逆に低すぎると膝が曲がりすぎて負担になります。
目安としては、床から20cm前後。これなら膝を自然な角度に保てて、足を崩してもラクです。
クッション性と通気性の両立も大切

和室での長時間利用を考えるなら、座面のクッション性も欠かせません。
高反発ウレタンを使った座面は、沈み込みすぎず、お尻をしっかり支えてくれます。
さらに夏場のムレ防止のために、通気性の高い素材(メッシュ・ファブリック系)がおすすめです。

和室の椅子をより快適に使う工夫
畳や床の冷え対策にラグやマットをプラス
和室はフローリングよりも底冷えしやすいです。
座布団やラグ、低反発マットを敷いて断熱すると、体への負担がぐっと減ります。
寒い時期は電気毛布やホットカーペットと組み合わせても◎

足元にクッションや小スツールを置く
椅子に座っていても、足元が不安定だと疲れやすくなります。
小さなフットレスト代わりのクッションを置くと、足を乗せたり軽く崩したりできて血行も良好に。
姿勢を変える・立ち上がるタイミングをつくる

長時間座っていると、どんな椅子でも少しずつ負担は蓄積します。
30分に一度は立ち上がったり、背筋を伸ばしたりする習慣をつけると、腰痛や脚のむくみの予防につながります。
まとめ:和室の椅子は「和と快適さ」を両立させるのがカギ

和室だからといって、無理に正座やあぐらにこだわる必要はありません。
椅子を使っても、空間になじむデザイン・高さ・使い方を選べば、和室らしさは十分に保てます。
疲れにくさを重視するなら、
・背もたれあり
・座面が硬すぎず柔らかすぎない
・膝や腰の角度に無理がない設計
この3点を意識して選ぶだけで、快適さがぐんとアップします。
和室の落ち着いた雰囲気を大切にしつつ、体もラクに過ごせる空間をつくっていきましょう。